大株遊歩道から「縄文杉まで約110分」と書いてありました。あと2時間ばかり歩かないといけない。
トロッコ道を分かれると,いきなり階段です。^^;; あとは木の根っこを越えたり,石を越えたり。。。
でも,30分も歩くと,大きな杉に出会います。大きな杉・・・おおきな杉・・・おきな杉・・・翁杉。
きっとこの名前はおおきな杉を聞き間違えたに違いない。(笑)息の切れる登り坂,ちょっとした休憩所です。
枝を絡め苔むした木肌になにかしら妖気を感じます。
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遊歩道の木々 |
翁杉 |
大株遊歩道 |
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「翁杉」をすぎると,程なく「ウィルソン株」に到着です。ガイドブックには株の前に鳥居が建っていましたが,
今はありません。しかし中には神棚が祀ってあります。
むかし,アメリカの植物学者が調査のおり,雨に打たれて洞窟に入って雨宿りした・・・実はこの切り株の
中だった・・・という発見秘話が語られていますが,真実はどうなんでしょう? またこの杉が伐採された推定
時期から豊臣秀吉が伐採させた・・・なんて話もあり,この森はいろいろな物語を作ってしまう森なのです。 |
ウィルソン株 |
株の中・・・ |
見上げると空・・・ |
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「ウィルソン株」をすぎると急な階段の登りとなります。ここがまた老体にはきついところ。一気に登るには
至難の業,なにしろ次の目印,大王杉までは1時間もかかります。^^;
やっと辿り着いた大王杉は威風堂々とした風格があります。縄文杉が発見される前までは屋久島最大の
杉だったそうです。
大王杉をすぎると夫婦杉なんかもあったりします。離れた木と木を枝がしっかりと結びつけています。
縄文杉まであと30分。まだかまだかの山道です。
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なんとなく怪獣の顔・・・ |
大王杉 |
夫婦杉 |
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そしてとうとう縄文杉です。樹齢7200年,今なお生き続けている姿はなんというか・・・凄いです。
縄文杉の保護のため展望台からしか見ることはできませんが,やっぱり凄いです。
集まった人々の数も凄いです。^^;
この木の名前の由来・・・実は初めは発見者の名前が付いていたそうですが,いつのまにか縄文杉に。
んで,縄文杉の縄文は縄文時代の縄文じゃなく,縄文式土器に似ているからだとか・・・(笑)
まぁ〜そんなことに感心しながら昼飯のおにぎりをほおばりました。帰りも来た時間と同じだけ長く歩かないと
いけないということを忘れて・・・・
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縄文杉 |
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