---南風のたび風景写真---

      ”まんてん”の島 (2) −2003−  (2003年・夏)

 今日は縄文杉を見に行く。
 前日におにぎり弁当を電話予約して貰ったので,途中の弁当屋で受け取る。まだ薄暗い中,5時から弁当屋が開いて
 いる。やっぱり登山客が多いのだ。
 縄文杉登山の一番近い登山口は荒川登山口だ。ここまで車で入れるが,ここまで来るのに町中から50分ほどかかる。
 6時前に駐車場に到着したが,すでに駐車場は満杯。少し戻って縦列駐車となる。
 駐車場を振り返ると,そこから登山道が始まる。登山道といっても,しばらくは,というかかなりの時間,平らな森林軌道
 (トロッコ道)を歩くことになる。
荒川登山口駐車場 駐車場を振り返ると・・・・ 歩き始めてすぐに鉄橋を渡る


 6時前に歩き始める。トンネルあり,鉄橋ありのトロッコ道。
 45分ぐらい歩いたところで,小杉谷の分岐点。ここまで来たら気分が悪くなったので,休憩しておにぎりをほおばる。
 ガイドに連れられた登山客が追い抜いて行く。あぁ〜この先が思いやられる。
 再び歩き始めると,中学校跡や小杉谷の事業所跡があり,多くの人が休憩している。
 ここで休憩するのが普通らしい・・・^^;
短いトンネル 鉄橋 小杉谷の分岐


 30分ほど歩くと,「楠川分かれ」に到着。ここは「白谷雲水峡」から「辻峠」を越えてきた道が合流する。
 ここから程なく最初の名の付いた屋久杉「三代杉」に到着する。根本は大きな空洞になっていている。最初の杉が
 倒れたあと,二代目の杉が育ち,さらに二代目の切り株に三代目の杉が育ち,見上げれば大きな巨木に育っている。
三代杉の中 三代杉 苔むした森の中


 まだまだトロッコ道は続く。あと1時間ぐらい?^^;
 ふと山の中から音がしたかと思うと,屋久しかがひょっこり姿を現した。人を恐れるわけでもなく,無視しています。^^;
 トロッコ道は川沿いを通っていて,時折見える対岸の山は,白い枯れ木が立っていたりして綺麗だ。
 かなり疲れ果てた頃,山道の入り口「大株遊歩道入り口」に到着。ほぼ2時間半が経過していた。
 ここには水洗トイレもあります。ここから先は山道,この先はトイレはありません。たぶん。^^;
ひょっこり姿を現した屋久しか 対岸の山が美しい 大株遊歩道入り口

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