---南風のたび風景写真---

滝と紅葉と(その2) (2001年10月)

 「鈴ヶ滝」に一番近い道の駅「朝日まほろば」で車中泊。
ここから鈴ヶ滝のある林道の入り口まではすぐだ。迷わず行ける。なぜなら、前回お預け食らったから(笑)
高根の集落から林道への入り口に滝への小さな看板がある。その近くに、「数キロ先工事中通行止め」の
看板が... まさか、また足止め? 不安を抱きながらも車を進める。この前の通行止めの所も無事通過、
鈴ヶ滝への分かれ道の所まで来た。滝方向へは「通行止め」の看板が無いから大丈夫だろう。
ここから未舗装の細い道となる。狭いながら、がたがた道ながら、いちおうガードレールが付いているので、
対向車が来なければ大丈夫だ。途中、一台の車にもすれ違うことなく、滝の入り口の広場に到着。
 
 広場から下の方に滝が見える。あれかな?と思ったが、別の滝らしい。
 

鈴の小滝

 坂道を降りると、すぐ右手に小滝が落ちている。さらにそこから5分ほど川まで降りると、小さな吊り橋がある。
その先に鈴ヶ滝が見える。滝見台へは吊り橋を渡り、坂道を登っていく。滝の正面まで来ると、かなりの飛沫。
滝壺の方へ降りられるようになっているみたいだが、濡れるので止めた。
 
鈴ヶ滝
 
 鈴ヶ滝から戻って林道を走っていると、対岸の山から滝が落ちているのが見える。何という滝だろうか?

「鈴ヶ滝」を見た後は次の目的地の「滑川大滝」へ。途中、道の駅「いいで」で牛の串焼きにかぶりつく。^^;

ここから、米沢の市街を抜け、国道13号を福島方面へ向かう。板谷で右折して林道へ入る。山々は紅葉し
ている。滑川温泉の下まで来たが、車が多くて停めるところがない。ちょっと迷ったが、先に姥湯温泉へ向
かうことにする。途中、切り返ししないと曲がれないカーブがあったり、なかなかの秘湯の雰囲気が漂って
きた頃、遠くへ温泉宿が見えてきた。
 もう少し車で行けるが、ここに車を置いて歩くことにした。紅葉を見ながら歩くと、いつの間にか、到着。
今日は、立ち寄りできるのは露天風呂だけらしい。泊まりの予約も、休憩も満室。500円払ってさらに進ん
で行くと、右手に女性専用の露天風呂、さらにその先に混浴の露天風呂がある。
さらに上を見上げると、紅葉した山の上から滝が落ちている。三階滝だろうか?
     
姥湯温泉宿 三階滝?

温泉を楽しんだあと、滑川温泉の所まで戻って、やっと駐車スペースを見つけた。
ここから滑川大滝へは、滑川温泉の駐車場を通って、吊り橋を渡って行く。滝見台まではのぼり坂で、
約20分。歩き始めてしばらくして、長靴に履き替えていなかったことに気づいた。ここから引き返す根性は
無かったので、そのまま進む。滝見台から河原までは今度は下り坂になる。かなり狭い山道、枝に捕まり
ながら、ゆっくり降りて行く。河原は、大きな石がゴロゴロしているけど、ほとんど平らだ。靴で行けるところ
まで来たが、どうしても水の中に入らないと行けない。諦めて裸足になる。川の水は氷のように冷たい。
2〜3回水の中に入ると、後は石の上を歩く。滝壺まで来ると、また別の姿の滑川大滝を見ることができる。
帰りはなぜか水の中にはいるのが一回ですんだ。^^;;
  
   

滑川大滝
 

 その3

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