---南風のたび風景写真---

南東北滝めぐり (2001年5月)


なんだかんだ考えているうちに、「滑川大滝」を見たくなってしまった。
「それじゃ〜ついでに」ということで、
南東北の百選滝「銚子ヶ滝」「滑川大滝」「鈴ヶ滝」(新潟は東北じゃないか)を見に行くことにした。

朝5時半出発。予定の1時間遅れ。もう日はかなり高い。とりあえず、一般道を北へ。
森高の「渡良瀬橋」を渡り、「風の大地」の鹿沼CCの横を抜け、宇都宮をかすめて走る。
4号線に入り、矢板を過ぎたあたりから次第に道が混み始める。黒磯あたりで、旧陸羽街道へ迂回。
白河をなんとかやり過ごし、須賀川の手前まで来たが、またまた道が混み始めてきた。
このままじゃ、昼前に「銚子ヶ滝」に到着するのは難しいので、あきらめて東北道に乗る。

「銚子ヶ滝」は「母成グリーンライン」の料金所の手前を右折、牧場横を入っていく。
途中に滝の看板があり、そのあたりの道路脇に駐車する。



そこから、ゆるやかな山道、林の中を歩いて行く。
滝まで300mのところで、川に降りる急な下りとなる。階段と、ところどころに鎖もある。


銚子ヶ滝

道路から約30分前後で滝に到着。名前のごとく「銚子」の形をしている。
写真を撮ったこの場所でも、かなりの水しぶき。


今日は「滑川大滝」を見る予定なので、早めに切り上げる。
調子が良かったのは「銚子ヶ滝」まで....<(^ ^;
しだいに雲行きが怪しくなり、福島を過ぎたあたりからかなりの雨が降ってきた。
とりあえず「滑川温泉」まで行くしかない....と決心し、なびに従って車を進めたが......
「ち、違う。」かなり山道を進んでから気が付く。
このまま進んで行くと「五色温泉」へ行ってしまう。

ここまで来て気持ちが萎えてしまった。どうせこのまま行っても雨で滝は見ることはできない。
それじゃ一気に「鈴ヶ滝」のある新潟県の朝日村まで一気に行くことにした。
米沢を抜け、「道の駅いいで」で休憩。ここまで来たのだからと、牛の串焼きを食らう。
米沢牛...じゃなくて、飯豊牛らしい。でもうまい。

新潟に入る頃にはもうすっかり雨は上がっていた。今日のねぐらは道の駅朝日に決める。
この道の駅には天然温泉「まほろば温泉」(410円)がある。夕方だったが、そんなに混んでいない。
ゆっくり温泉に入る。ここから「鈴ヶ滝」までは直ぐ。今日は早めに休むことにする。

朝5時起床。早めに「鈴ヶ滝」へ向かう。今は田植えの時期。農家の朝も早い。
水をはった田圃が美しい。

高根集落まで来て、細い道に入り、しばらく走ると.....
「通行止め」の看板......ガ〜ン。道路崩壊らしい。ここから滝まではかなりの距離がある。
しばらく途方に暮れた後、結局あきらめる。(ーー;


気を取り戻して、もう一度、滑川温泉へ向かう。一度通った道、もう迷うことは無い。(笑)
国道13号から山道を入っていったところに奥羽本線の峠駅がある。
こんな山の中に駅。しかも山形新幹線が通るのだ。
峠駅の近くを通り、さらに山道を進んで行く。道は狭いが舗装されているので
注意しながら走れば問題は無い。しばらく走ると滑川温泉が見えてくる。

  
滑川温泉と大滝への吊り橋

大滝へは温泉の駐車場を通り、小さな吊り橋を渡って、山道を登っていく。
約25分。滝を見渡せる高台に出る。
大滝の右上にも雪解け水の滝だろうかかなりの落差の滝が見える。


滑川大滝

滝の下まで行く道が続いていたので、降りてみたが、川を渡り残雪を乗り越えて行かないと
たどり着けないようだ。途中であきらめ、滑川温泉まで戻る。



滝見で汗をかいたので、温泉に入らせて貰う。内湯と露天風呂がある。
硫黄泉独特の臭いがある。温泉利用400円

帰りは、白布大滝の横を抜け(笑)、スカイバレーを通って猪苗代湖へ抜けることにする。


スカイバレーの木々


  

途中、赤滝と黒滝の観瀑台があるが、滝まで遠いため小さくしか見えない。
近くまで行けたら、かなりの迫力がありそうである。


桧原湖

あとは一気に走るのみ。帰路には、芦ノ牧温泉とか鬼怒川温泉とか日光とかあるけど、
ただ走るだけ....



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